マンション購入の際の注意点👀
こんにちは。LIM不動産の小木曽(おぎそ)です。
前回お話しました、マンションの修繕積立金の続きです。
一般に、マンションの分譲段階では、分譲事業者が、長期修繕計画と修繕積立金の額を購入される皆様に提示していますが、修繕積立金の当初月額が著しく低く設定されているケースがほとんどです。このため、前回お話したとおり、必要な修繕積立金が十分に積み立てられず、修繕工事費が不足するといった事例も生じています。
ですから、マンション購入の際に下記注意点を把握をしておくと、後々「こんなはずじゃなかった!」とはならないと思います。
ぜひ、ご自分の検討している物件などありましたら、確認してみてください。
国土交通省より「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」というものが公表されております。ぜひ参考にしてみてください。
下記表に記載の内容は、ご自身で購入されるマンションの専有部分の床面積に建物の規模毎の単価をかけていただくとおよその目安が算出されるというわけです。
例をあげると、仮にマンションが10階建てで、7000㎡だったとしましょう。購入するマンションの専有部分の床面積80㎡とします。
202円/㎡・月×80㎡=16,160円/月
と、なります。毎月の修繕費は1万6千円前後が目安となります。表右側には、国土交通省が収集した事例の2/3が包含される幅が記載されています。ぜひ、ご自身でこれから購入される物件などございましたら、照らし合わせて頂き、判断材料の一つにしてみてください。因みに、機械式駐車場付きのマンションの場合で駐車場の持分がある場合は、別途加算されるのでご注意ください。
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